エアコンガスメンテナンスサービス
貴方のお車、エアコンの性能はフルに発揮されているでしょうか?
本サービスは不具合のあるエアコンの修理ではなく、
新車含め正常稼働しているエアコンサイクルのガスメンテナンスを行い、
その性能をフルに活かすためのサービスです!
(R134a冷媒車のみ対応です)
*現在エアコン点検・修理業務は休止中ですがガスメンテナンスは受付ております
本来、正常なエアコンサイクルに手を入れる事や市販添加剤の注入は
エアコン修理のスペシャリストである電装屋ではタブーとされており、
当社HPやお問い合わせに対してもそのような対応をとってまいりましたが
この度、長年のエアコン修理の経験と知識をもとに「これなら・・・・」と言う
機材:カーエアコンサービスステーションの導入により、この新たなサービスをご提案させて頂きます
エアコンガスメンテナンスサービス
料金:輸入車・国産車問わず一律税込
\11,000-

(不足・補充分のガス代はサービスです!)

作業時間:1時間前後(要予約)
*エアコンガスメンテナンスは平日18時以降及び
 土日祝も対応しております

オプション:添加剤
POE(HV:EV車)対応 \4,400-(税込)
PAG(一般車)対応   \3,300-(税込)
*文末の注意事項も必ずご確認ください
具体的作業内容
カーエアコンはエアコンページでも記載の通り、密封されたエアコンサイクル内を
エアコンガス(冷媒)を循環・熱交換することにより冷気を作り出しています。
ゆえに、エアコンガスの量や質が正しくなければその効率は落ちます。
本サービスはそのエアコンガスをキッチリ規定量に調整・更にガスを高純度に再生し、
エアコン効率をよりMAXに近づけるためのサービスです。
具体的には
・現在封入されているガスを回収し封入量を確認(*注1)、
・回収したガスの水分・オイル成分・不純物を除去し高純度のガスに再生(*注2)
・ガスを抜いたサイクル内を真空引きしサイクル内の水分を除去(*注3)
 同時にサイクル内のガス漏チェック(*注3、4)、
・高純度に再生したガスを規定量キッチリ最充填(*注1)
・オプションでエアコンシステム効率を高める添加剤を注入(*注5)

と言う一連の作業となります。
 *注1
ガス漏れ故障はしていなくてもエアコンガスは経年劣化で少しずつ抜けていきます。
また、大きな声では言えませんが、新車だから必ず規定量のガスが入っているとは限りません。
(基本的に最低限エアコンが効くレベルしか入っていない場合が多いです)
エアコンガスの抜き取り・充填作業には従来専用のツールを使用してきましたが
そのツールの抜き差しや接続は手作業となる為、その作業自体でガスのロスがあったり
エアーの混入の可能性もあり、エアコン修理が専門職ではないと難しいと言われるゆえんでもあります。
本サービスはこれらの一連の作業をツールの抜き差し無しで一括管理できる機械を使用することにより
ロス&リスクなく正確なガスの封入量を測る・充填する事が可能なのです。

*注2
現在のエアコンガスは新品でも純度は99.7%ですがこのシステムでは99.97%まで純度を高めます。

*注3
これらの作業は今迄のエアコン修理でも行っている作業ですが*注1の通り、
一連の流れで作業できるため、より信頼性が高くなっています。

*注4
機密チェックでガス漏れが確認された場合は別途エアコン点検・修理の必要がありますので
サービスを中止し、エアコン点検のご相談となります。

*注5
スノコ製を使用します。エアコン添加剤に関しては当社は従来否定的な立場を取ってまいりましたが
以前はデンソーSS店であり大塚専務が整備士向けのエアコン講習の講師をやっているという立場上、
エアコンメーカーが推奨しない添加剤の注入はNGとしてきましたが、実際のところ、
エンジンオイルにしろ標準で注入されていおるオイルは最上級の物ではありません。
ゆえにそれを補う添加剤はキッチリした物なら有効です。
当社ではエアコン修理のプロとしてお勧めできる添加剤をご用意しております。
エアコン修理の専門職である電装屋として
ここは余談的話になりますが
正直な事を言ってしまえば、このエアコンサービスステーションは今迄我々電装屋が
長年積み上げた知識と技術を活用し他の整備業者には出来ないことをやってきたのを
機械が全部やってくれる・・・ゆえに価格もリスクも抑えてお客様に提案できるという、
お客様にとっては良いサービスだと思うのですが、職人?としてはちょっと寂しいところもあり、
プロとして機械頼りのサービスってどうなんだろう・・・・とも思いましたが、
実際、長年エアコン点検・修理をしてきましたが、中には
エアコンの効きはテスト結果では許容範囲であり、特に不具合もないが、
なんとなく、効きが悪い気がする・・・・なんて時には
”一旦ガス抜いて真空引きして規定量再充填し直せばもう少し効くだろう”と思うことは多々あります。
もちろん、その可能性が高いと判断した場合はお客様にご提案し作業してきましたが
その作業は費用も時間もかかる為、その点で言葉を飲み込むことも多々ありました。

また、過去によくある例で、”GSや量販店でガス補充したらかえって効きが悪くなった”なんて
点検ご依頼も多く、これは適正なガス量ではないため・・・・なのですが
どの程度追加封入してどの程度適正でないのか・・・までは回収時のロスがある為、
キッチリ正確には判らず、お客様に明確に結果報告できない場合もありました。

その点、職人としては悔しいですが、このエアコンステーションなら、
これらの作業が的確かつ安価でご提案できる・・・・と言うことで導入致しました。
これを機会に、エアコン故障時だけではなく、
日常のメンテナンスでも皆様のお役にたてれば幸いです。
導入時:当社関連車両での実施結果
参考までに本システム導入時に当社に各車両でエアコンガスメンテナンスを行った際の
結果を記載致します。今後、お客様の車両での作業結果等はブログページでもご紹介する予定です
車両 ガス規定量(g) 実際の封入量(g) 作業後の温度差 コメント
アルテッツァ 600 340 −3度 古い車なので・・・・・
ラクティス 360 200 −1度 これが平均でしょうか・・・・
ポルシェ(997) 900 670 −2度 輸入車ではありがち・・・・
ヴィッツ 370 260 −1.5度 新車なのに!(゜_゜)!
*作業後の温度差とは、エアコンを最強冷にしたときにエアコン吹き出し口から出てくる
 風の温度を作業前と作業後で比較した結果です。
 この結果は11月の温度の低い時期に実施したので気温の高い時期ですと
 もう少し差が出るかもしれません。
 しかし、アルテッツァとポルシェはある程度予想通りの結果でしたが
 バリバリの新車のヴィッツ(実施時走行50q)でのこの結果は正直ビックリです。
注意事項
*本サービスはエアコン修理ではありません。
 エアコンに不具合のある場合は通常の点検・修理をご依頼ください。
 (カーエアコンページには”基本的に当社の仕事は「修理」ですので・・・”と
  記載しておりますがこのサービスに関してはメンテナンス:保守・整備となります。)
*本サービスは冷媒R134向けのサービスです。平成5年以前の冷媒R12仕様車や
 近年採用されているHFO1234yf仕様車には今日現在のところ対応しておりません。
 R134ならEV/HV車の電動コンプレッサー:POEオイル仕様車にも対応しております。

*本サービスは通常のエアコン点検・修理と同じく、ガス漏れ剤(リークストップ)や
 成分がわからない(不純物や可燃性物質が含まれている)代替ガス・添加剤等を
 注入している車両では施工できません。
 (中古でご購入等で販売店及びお客様が上記内容を把握できていない場合も実施不可となります)
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