2005年6月某日 新製品はドッキドキ2 05ソニー&カロナビ | ||
闇夜の日記にも予告?を書いたが・・・ 僕が使用している営業車に05サイバーナビZH990MD搭載しました。 搭載の一番の理由は・・・ズバリ、ハンズフリー。お客様の中でも パナと比較して最終的にこの機能で決める人も多い。 僕も週の半分は車で営業外回りが仕事なので携帯電話は必須。 ヘッドセットタイプやミラーハンズ・・・その他色々試したがどれも一長一短。 音質は良いが操作が危険だったり、安全性は高いが音が悪かったり・・・ そんな中、サイバーのハンズフリーは安全性はハンドルリモコンで高く 音質もまぁ、及第点レベルだったので・・・ とりあえず前からついているパナCN−HD9000WDを残したままツインナビとしたのでありました。 で、搭載翌日。この日のナビ取付はSONYの新製品XYZ777だ。 前モデルはPCとの連携で地図情報含むHDのカスタマイズが簡単と言うのが 一番のウリだったが何せ本体一体型のためゴツイ・・・・・これがネックだった。 本モデルは一般的なセパレート型となったがHD部のみ持ち出し可能でPCとの連携の特徴は残し、 モニターはスリムに美しく・・・・となっている。 個人的には(仕事上ってこともありますが・・)車に搭載したときの見た目を重視するので かなり好感が持てる仕上がりだ。 |
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背面迄美しさに凝ったと言うそのモニターは 台座との取付部にもカバーをつける凝り様、 これは良い。(付属台座でないとつきませんけど・・) 付属台座も今までにはないおしゃれな感じ・・・ が、こちらは実用面ではちょっと厳しいかも・・・ (可動角度が少ないので傾斜のきついお車では・・・) 外観以外ではFMモジュレーター装備が嬉しい。 |
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又、付属アンテナはより目立たないフィルムレスタイプ、取付に関してはFMモジュレーター用に ラジオアンテナを分岐する(延長コード付属してます)以外は一般的なセパレートタイプと同じだ。 取付後の外観は予想通り美しい。さて、この日取り付けたお車は国分寺まで回送予定。(特別です) いざ、会社から実際にルートを引かせての簡単インプレ! 前日に営業車で同じようなルートを引かせて走行しているので以下は パナ9000WD(かなり使い込んでいるので学習度は100%、慣れているが何せ2モデルも旧タイプ。 しかし僕の信頼度はきわめて高い。) カロZH990MD(初期学習が終わった程度の学習度、操作も不慣れ) SONYXYZ777(学習度0、ビーコンなし、操作不慣れ、上記2種と比べると値段も安く・・・一番不利か?) の比較も交えて・・・・・・ *基本的にどのナビも出荷状態の設定のまま。 地図画面のみ左3D50mスケールヘディングアップ、 右2D500m(パナは400m)スケールノースアップ(カロはヘディングアップ) 会社から国分寺方面へルートを引くと今までのどのナビも環7を逆に戻り甲州街道から中央高速へとなる。 上記3機種もこれは同じ・・・・環7はUターンできないのでちょっと先の立正佼成会通りに入って そこでUターンさせるのが普通・・あれ??777がなにやら怪しい・・・おっと掟破りの環7Uターンルート、 それも中央分離帯ぶっちぎりルートだ!初っ端でいきなりのマイナス印象! まぁ、この手の間違った案内はどのナビでも必ずあるのでさほど気にしないが初っ端ってのは印象が悪い。 (が、この後は一切ありませんでしたのでソニー派の方ご安心を・・・たまたま・・でしょう) さて、そんなナビ達の案内を無視し、必殺の裏道に入る。僕の思惑ルートは 環7Uターンではなく細街路の裏道を通り方南通り→井の頭通り→甲州街道→高速と言うルートだ。 で、この裏道、9000は裏道に入ると同時に環7に戻るルートを引き続ける。 しかも超細い路地等も使い、とにかくすぐにこの裏道ルートから出そうとする。 こいつはいつもそうだ。何百回と通っているのに学習しない・・・・・アホじゃ・・・。 初めてこの道を通る990は・・・ なんと!裏道に入ると同時に僕のルート通りの案内を引く!!これはすばらしい!! で、777は・・お!カロと同じ・・・いや、方南通りに出るまではキッチリ裏道ルートを引いたが その後方南通りから環七に戻すルートだ・・・・まぁ、距離・時間的にはこれもありだが・・ そして方南通りに出て井の頭通り方面に曲がった瞬間、777はルート補正、思惑通りのルートに、 9000はしばらく混乱・・・200mほど走った時点で思惑ルートとなる。 さて、次のポイントは高速入り口だ。が・・初期学習中のためか??990と777は どちらもIC案内が出ない・・・・??がっかりしつつ高速のスロープをあがると 777&990は一発で高速を認識、9000はETC連動でゲート案内・料金表示しているにもかかわらず 高速を認識せず一般道を走り続ける・・・・相変わらず可愛い奴だ。 ちなみに僕の感覚だと9000はこの入り口では2回に一回くらいしか認識しない。 990はその後のテストで3回に2回くらい認識する。まぁどちらも完璧ではないって事・・・・ ちなみに一般道と認識した場合は、どちらも中央高速三鷹料金所手前のビーコンを 拾うまでは復帰しないことが多い。首都高速内でも1箇所ビーコンを拾うのだが そのビーコンでは高速認識はしないのだ。 この後の案内ではどのナビもそつなく案内。ルートに大差はなかった。 ちなみに、9000と990は後日、国立府中インターに乗るために裏道駆使したところ 9000はキッチリ最速最短裏道ルート、990は裏道を認識しない(ルートを引かない)と言う結果が出た。 (何度か通っても同じ) 当たり前のことだが、最高級のナビでもやはり苦手な場所・ルートと言うのは必ずある。 僕の経験からすると機種・・ではなくメーカーごとに苦手箇所は決まっている。 要するに地図データーに起因するところが大きいのだろう。 パナDVDストラーダとFクラスは絶対に通らない(案内しない)道は同じ、 そしてその道を通る(案内する)楽ナビとサイバーだが、 やはり同じところで通らない道がある。(パナは通る) ゆえに、どのナビ(メーカー)がルート案内に関して優れているかを検証するには 全国すべての道を検証して弱点がいくつあるかを比べれば・・・ま・・どうでもいいか・・・ 要はどのナビも完璧はありえないと言うことだ。後は使う人の慣れと読み・・・ いくらサイバーナビがエージェントを謳おうがハンドルを握るのは人間なのだ。 さて、次に大事な地図の見え方。これは実際に案内させて気づいたが・・・777はかなり良い。 9000はVGAと言うこともあり詳細&奇麗な地図描写がウリ、僕自身これのファンだったので 地図はパナVGAが最高!と思っていた。もちろんソニーの前XYZ&今回もVGAだが パッと見、画面は奇麗だがシンプルな地図で見やすくはあるがそっけない。 ”せっかくのVGAなんだからもっと作りこんだ地図使えば良いのに・・・”と思っていたがこれが逆! そう、カーナビでルートを案内させるとき、重要なのはよりリアルな地図よりも 自分が行く道がいかにわかりやすいか?なのだ。この点では777は優秀。 余計な書き込みは少なく、シンプルな地図を画質の奇麗なVGAに表示するため 道路と文字が非常に際立って見やすいのだ。これは予想外にポイントが高い。 そういえば、よりリアルな地図と言うだけならイクリプスの衛星写真・・があったが あれでルート案内させるとなんと道路がわかりにくいことか・・・・ そう、運転中にチラ見するのだから道路の輪郭・方向が簡単に認識できるほうが ルート案内時の地図としてはありがたいのだ。まぁ、あまりにもそっけないのもなんだけど・・・ もちろんパナVGAはリアルかつ鮮明で見やすいのだが 価格差を考えればソニーは良い線イッテると言えるだろう。 次にルート案内中の交差点拡大図、9000・990は左画面に3Dの交差点拡大図、 777は右に2Dの拡大図が出る。(カスタマイズで3Dストリートモーションも可能、777EXは標準) ”今時2Dか?”と思いきや・・・曲がり角度が微妙な交差点や5差路、7差路等では 曲がり角度がはっきりわかる777が一番わかりやすい。意外・・&横で見ている人は面白くないだろうが これも純粋にナビ機能(ルート案内)という点では見落とせない。 と・・・今回は単純にルートを引かせて実際に案内させるだけ、各ナビについている オマケ機能(抜け道探索や渋滞予測等)は一切使わないでの話だが これだけで見ると価格的にはワンランク下の777だがナビとしては侮れない・使いやすいと言えるだろう。 あ・・最後に・・・これはまったくの個人的好みだが・・・・・ ナビの音声案内の声!どれも女性の声だが・・・ 9000(パナ)は落ち着いた感じの女性らしい声、(慣れているからかこれが一番好き) 990(カロ)はパナより元気良く?明るめイントネーションの声。 実は僕がカロ派ではない理由はこの音声が駄目なのだ・・・明るく喋っているのはわかるのだが・・・ これがどうもバカっぽく聞こえてしまい耳につくのだ・・・(ファンの人ゴメンナサイ) 777はごく普通の声。(これが一般には一番聞きやすいかもしれない) くだらない事と思うかもしれないがルート案内させると(それ以外でも通常利用で) 頻繁に聞く声なので好みに合うかどうかは結構重要だったりするのである。 あ・・・あくまで個人的持論ですけど・・・・ご参考までに!! カロ990に関しては又気づいたことがあったらレポしま〜〜す! |
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