9月 表向きはNGですが・・・ 適合外車両へのHUD取付 〜ポルシェ997編〜
話題&注目の新製品ながらも、発売当初から生産数が少なく、
お待たせしまくってしまった2012年サイバーナビHUD(ヘッドアップディスプレイ)ですが、
先月半ばくらいからやっとフリー在庫も出て、ポツポツとお取付させて頂いております(^^)/

で、このHUD、適合基準には様々な制約あり、
メーカーの適合表では取付可能と確認されている車種もまだまだ少なめです。

当社ブログではこのHUDの取付は
メーカー適合基準に合うお車のみへのお取付となります。」と明記しておりますが・・・
まぁ、それは表向きで・・・当然適合表に載っていない車種でも
取付希望のお客様はいらっしゃるわけでして・・・
そういう場合はまずは実車検証にてメーカー適合基準に合うかどうか確認し、
OKならばお取付・・・となるわけです。


で、メーカーの適合基準はアイポイント(目線)とHUDの位置関係・・・もありますが
適合表でNGになっている車種のほとんどは安定かつ確実な取付ができない車種となっています。

なにせ頭の上&目の前に設置する機器ですから
万が一走行中に落下なんてことになったら大事故になる可能性もあるので
当然のことながらメーカーも取付店もこれに関しては超慎重になります。

逆を言えばそれさえクリアできれば取付は可能という事で・・・・・・
(ここまで前振り)


9月某日、この日御入庫は相変わらず当社では入庫の多いポルシェ911(997)
今回はターボです。

こちらにHUD付のサイバーナビAVIC−ZH99HUDをお取付。

当然のごとく、メーカー適合表には載っていない車種ですので
取付け可能かどうか事前に確認する必要があるのですが・・・
そこは・・・・当社デモカーの闇烏ポルシェと天井のつくりは同じってことで
事前にデモカーで検証済(^^)/

その結果、安定した取付には加工が必要だったので
その点を事前にお客様に御了承頂いたうえで
ご来社頂きました。
で、取付がOKでもアイポイントの問題
(これは個人の体系やドライビングポジションにより異なります)
がありますので、まずはお客様にご協力頂き
普段のポジション&アイポイントをチェック
OKなのを確認して初めて作業に取り掛かれます。


←念のためテープで目印(って・・・この写真作業後ですけど・・・・)
冒頭にリンク貼ったメーカーの
適合基準を見て頂くとわかると思いますが、
安定した取付ができるかどうかの
最大のポイントはサンバイザーの
付け根の構造
です。

ここを利用してHUDユニットを固定するのですから。
サンバイザーを外した後、その穴に
HUDの取付金具がしっかり固定できなければNG
です。
ちなみにここにかませる金具は
←こんな感じで左右別にそれぞれ大・中・小と
用意されていますが、この大中小は高さの違いで、
幅は全部同じです。

ゆえに、車両側の穴の幅が
これより小さければ取付不可と言うのがメーカーの判定です。

で・・・このお車の場合はバイザーがついてる側は・・・
←こんな感じで大きさは十分&内側に凹凸も無く、
取付金具がしっかり固定できるのでOK


で・・受け側は・・・
例によって思いっきりピンぼけてますが(^_^;)

横長で縦幅がないので取付金具が入らない!!


なら・・・・取付金具を細く削っちゃう??いえいえ、
これだけガッチリしている金具ってことは
それだけ強度が必要ってことでしょうし、もし、削ってそこから落下したら・・・メーカーの責任ではなく
完全に当社の責任。。。
そんなおっかないことをするほどの度胸はありません(^_^;)
っってとで・・・・
内装外して穴自体を金具が入る分だけ加工です(^_^;)

ポルシェの鉄板切るのも度胸が入りますが
こちらは慣れている&危険はないので・・・・・


←この奥の方の穴ですね。こいつを加工しちゃいます。


で・・
ハイ、ベースがしっかり付きました。

押したり引いたり叩いたりしても動じず、ガッチリついてます。
要はこいつがしっかり固定できるかどうかなんですね。


後は左右の傾き等を調整しつつ、普通にお取付。
ハイ、出来上がりです。

投影部(コンバイナー)の高さもちょうど
目線の少し上でかなり見易いです。

今までつけた車両出での感想だと
このコンバイナーの高さが基準値内で極力低い方が、
よりイイ感じで前方に浮かんでるように見える傾向があり

このポルシェやトヨタ86など、屋根が低いお車の方が
有利かな?と思います

ナビの方はこんな感じ。

バッチリです。地デジ受信もOK。


って・・・・・ここから余談?ですが
地デジ受信やGPS受信は他の電装品の
干渉を受けやすいので
何も考えずに配線回しをしてしまうと
ノーマルのZH99よりスカウター付のZH99CSの方が
地デジ感度が落ちることがあります
ゆえに、このHUDが発表されたときは、
「スカウターつけてこんなユニットもつけて地デジ映るのかよ??」って不安大(^_^;)でした
まぁ、もちろんしっかり気を使って配線回せば意外と?影響は少なくバッチリうつりましたが・・・。

ちなみにZH99CS(VH99CSも)の取付説明書では
地デジアンテナ配線(4本)は左右に2本ずつ取回すよう記載されています

ZH99HUD(VH99HUDも)の取付説明書では左側に4本通し、
HUDの配線は右側に通すよう記載されています


でもって・・・・単体のHUDユニットにはセットものにはついていない付属品として
ノイズ(干渉)防止用のフェライトコアがついています(^_^;)

そして説明書には、すでにナビ設置済で地デジアンテナ配線が左右に通っている場合は
そのフェライトコアをHUDの配線につけるよう指示されています


これを見た時は
”やっぱ・・・干渉の恐れ大なのね・・・・”と思わず苦笑してしまいました(^_^;)


今回は単なる取付日記?で特にオチも教訓もなしです。
まぁ、あえていうならカメラやモニター等の配線回しは安直にしてはイケません。ってところでしょうか!?


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