2002年10月某日 同年式の同車種は同じ所が弱い?? 
             横着してはいけません!70スープラ編
夏も終わりエアコンも暖房に切り替わる季節、前に始動系の修理で
ご来社頂いたお客様から”エアコンの温度調整が効かない!!
100%冷房になりっぱなしでエコノミーにもならない!!修理を”
と・・
話からして制御系の不良・・この場合センサーやエアミックスダンパー等を
診ていくのだがにだがコンピューター制御のオートエアコンなら
自己診断で殆ど解るのでとても簡単。逆にマニュアルエアコンなら
点検する箇所は少ないのでこれも簡単。
が・・このお車、ちょうどその中間の
オートエアコンの初期型、オートといっても各センサーや温度設定スイッチの
抵抗値で噴出し温度を変えるというシステム、コンピューターは入って無いので
自己診断は無い・・・と言うことは点検手順は
エアコンアンプ部で各入出力を点検、もしくは怪しそうなセンサーから順に
点検・・となる。通常はアンプ部で点検する。が、このお客様のお車、
後からメーターやらチューニングパーツやらがやたらとつけてあり
アンプを引っ張り出すのが普通の車に比べかなり面倒そうだ・・・

できることならバラス箇所は少なくしたい・・
そこで悪魔のささやきが・・・そう、このお車:70スープラは工場のS君の愛車と
同年式・同タイプだ・・すかさずS君に
”このお客様が来る日は工場に車停めて良いから車で来るように”と・・・
そしていざ修理の日、一通り故障状況を確認、
経験上コントロールパネルがかなり怪しい・・・
本来ならここでバラして各部をテスターで点検・・と言うのが電気屋の仕事、
怪しい部品をとりあえず換えてみるというのは邪道だ。
が、後付部品のこともあり
S君に”君の車のコントロールパネル外して付け替えて・・”と・・・
多分これで直るだろう。が・・症状は変わらない・・・??・・
仕方なくエバポセンサー、内気センサー、
外気センサー、エアミックスサーボとひとつづつ機能部品を点検・・・・
が、不良箇所は見つからず結局アンプ部で確認・・・(これが最初が普通・・)
そこで原因発見!!・・・・
??あれ??やっぱりコントロールパネルからの入力がおかしい・・・
パネル自体はS君の正常なものだからその途中の配線か・・・
珍しいな・・・・と思いつつ配線を点検・・??異常が無い??・・
と、悩んだところに休憩から上がってきたS君、状況を説明すると
”そういえば自分の車もたまに温度設定効かなくなるんですよね・・・
・・・・・・・・・・・・・(ーー;)・・・・・・・おいおい・・最初に言えよ〜〜!!
で、すぐにコントロールパネルを分解してみるとコネクター付け根の基盤、
ハンダが微妙に浮いている・・
お客さんの方をバラスとこちらは完全に浮いている・・
これを修正して修理完了・・・・・



さて、この話の教訓は
”横着するとかえって手間がかかる”・・・ではなく・・・(これもあるが。。)
このケースのみならず故障全体に言えることだが
同じ年式の同車種では同じところが壊れやすい。
普通に使っていて壊れるということはその部分がもともと弱いということ・・・
そして同車種には同じ部品が使われている
特に年数や走行距離での経年劣化故障の場合は如実だ・・・・・
よく故障部品を換える際、「新品は高いから解体屋で同じものを探してくる」
という方もいるが買ってきた部品がすぐに同じような故障をして
結局新品より高く・・・何てこともよくある。

(ゆえに当社では中古部品は取り扱っていない)
中古部品を買う方は充分ご留意を・・・・!!
のTOPへ