2006年12月 これは勘弁して欲しい2 初期不良は泣ける2 悪夢の連荘 | ||
今回はブログ”闇夜の日記”に書いた”アルパインネタ?”の詳細&後日談。 当社ではどのメーカーのナビでも販売・取付とも勿論OKではあるが やはり製品のよさや契約上、アフターサービス等、総合的な売りやすさで パナ・カロの2社が圧倒的に多い。 が、セール真っ最中の12月半ばには 新製品のモビステが話題ってこともあり珍しくアルパイン3連荘があった。 が・・・これが恐ろしいほどの偶然?でとんでもない事に・・・ その1 新型CR−Vに新型モビステ 取付完了後のテストで・・・あれ?バックカメラ画像が変だ・・・ 初めてのナビなので設定の仕方が違うのか??いや、明らかに画像が変。 ちなみに取付けたカメラは当社一押しのパナCY-RC50KD。 通常バックカメラの電源はリバース時のみオンになるようバック線接続なのだが モビステはインフォメーション画面上で常にカメラ映像が見れるためACC電源接続が基本。 お客様はこのあたりの相性を気にしていらしたのだが これは全く問題ないので自信を持ってパナをお勧めした。 ところが不具合だ。まさか相性?の問題だとしたら立場が無い・・・(汗 で、調べてみると・・・なんとバックカメラ自体の初期不良。 このカメラは恐ろしいほどの数をつけているが不良品は初めて。う〜〜ん・・・切ない。。(涙 そう、バックカメラの場合、通常のナビ取付けに加え リアゲート・リア室内の内装、リアガーニッシュの取外し、 細いチューブ内に配線を通す等、多くの工数がかかる。 仮組み状態ならまだ良いのだが当社では作業場が狭いのと僕の性格上、 バックカメラは最初に取付け、その後、内装をすべて元の状態に取付けてから次の作業に入る。 ゆえに・・・全部やり直し・・・・・ああ・・泣ける・・・・・ カメラを新しい物に取り替えて無事作業完了となったが その分時間が押した為、せっかくの新製品を色々検証する暇は無くお引渡しとなりました。 翌日パナには報告の電話。当然不良品は返品処理となりましたが再交換の工賃は当然当社持ち。 初期不良に関してはこの日記の”初期不良は泣ける(T_T)”でも書いたとおり、 基本的に取付に知識と技術が必要なカーナビ等の場合、初期不良の際の脱着工賃や それに伴う負担はメーカーや販売店(今回の場合当社)では補償しない(出来ない)のが大前提 なのであるが当社のようにメーカー正規販売店、更に取付も請け負っている場合は 脱着工賃は当社持ちなのが当たりまえ。それでなければ購入店で同時取付けの意味が無い。 お客様には何の非も無いのであるから。と、わかってはいるが 実際手間がかかるのでその不満はメーカーにぶつける事となる。 メーカーが脱着工賃を保障してくれないのも充分承知しているが 気持ち的につい報告の際「この工賃、なんかで保証してくれないですかね?結構手間かかったんですよ」 とは言ってみるが担当者は「マタマタ専務・・・わかってるでしょ・・・・これはスミマセンとしかいえませんよ」 そうなんだよね・・・わかってるけど・・・チョット哀しい。 とりあえずこれはこれで一件落着・・・のはずが・・・・ その2 この翌日、アルパインスーパー時短ナビINA-HD55EU(05モデルだが新品)をお持込でお取付。 こちらは前日の悪夢もあり、僕にしては珍しく(本当はこれが正しい)仮組み段階で作動テスト。 中古品のお持込の場合は取付け前に簡単にテストするのだが 今回は新品お持込なのでまさか作動しないなんて事は無いだろう・・・・と思ったら・・・・ なんと・・・ハードディスクが起動しない!!!!オイオイ・・・どういうこった!! 色々調べたりアルパイン製品に詳しい同業等に聞いて見ると この機種は同様の不良ロットがあり、すべてメーカー対策がされている筈だが 06モデルがメインのこの時期にご購入と言う事は、 販売店の倉庫に眠っていた未対策品の可能性が高そうだ・・・ とりあえずお客様には本体修理に出すとお伝えしたが この繁忙期に2度手間になるのは痛い・・・って訳で何とか裏技?とネットワーク?を駆使して 完全動作状態にて取付、無事納期通り納車となった。 しかし・・・・持込新品で初期不良・・・これは本当に泣ける・・・・・ ちなみにお持込で取付の場合、お見積時に必ず注意として 「お持込の場合、お取付後、製品自体の不良による不具合に関しては当社は一斉責任は負いません。
不具合があっても取付工賃は正規料金ご請求となります。 故障修理の為の脱着にはその度、脱着工賃が発生致します。 (当社にてご購入・お取付の場合は点検及び修理の為の脱着は3年間無料です)」 と記載するのだが実際には作動しない状態でお渡しして正規料金請求や 作動テスト時点で不良・再度取外し・対策後お取付で2重に工賃を請求するのは 心情として無理・・・(実際にこのようなケースは過去にはありませんでしたが・・・) お互いに嫌な思いになるだろうし・・・・よって今回も通常料金・・・・ ゆえに、お持込で初期不良・・・現実的にはこれが一番泣けるパターンだろう・・・ その3 その翌日、レガシィアウトバック(現行)にモビステ取付。 こちらは御依頼時からの懸念事項あり。それはアルパインのオプション、 レガシイ アウトバック用純正ステアリングリモートコントロールキットKTX-F101Rの取付。 この製品&モビステとの接続についてはお客様がご相談当初より詳細ご質問頂いたのだが なにせ情報が少ない。有線接続か無線接続か、MC後のアウトバックでも対応可能か? まぁ、普通この場合、確実なのはメーカーに確認する事。 で、アルパインサポートに確認するも「未検証なのでわかりません」の回答・・・・ ふざけすぎ!!オマケに調査もしてくれない・・・・・・ これがパナ・カロだったら未検証でも何かしら資料を探してくれたり検証して後日報告してくれるのだが アルパインは取り付く暇も無い。大きな声では言えないがアルパイン・イクリプスの2社の 販売店に対するサポート・販売後のアフターサービスは最悪に近い。。。。自社製品の不具合でも他人事のような対応・・・・ この点ではパナ・カロ及びクラリオンは優良と思う。 (*実際に当社でご購入頂いた場合はアルパ・イクリ共に総卸店の対応になりますが 当社がお付き合いしている総卸店はどちらも万が一の故障の際でもキッチリ対応してくれますのでご安心下さい) で、実際に現物・現車で確認してみると・・・・やはりMC後のアウトバックには未対応。。。 ここでも余計な手間がかかる事となる。 翌日、再度メーカーに何か対処法は無いか?&現品パッケージには 「アウトバック 3.0R用(平成15年10月〜現行)」と書いてあるので訂正が必要なのでは? と問い合わせ&意見すると 「資料では平成17年5月時点での調査となっておりますのでそれ以降に関してはわかりません」 ・・・・・・・オイオイ・・・だから訂正すれば?ッて言ったんだけど・・・ っていうかパッケージに調査年月日書けばいいだけじゃん・・・もしくはシールで対応するとかさ・・・ ・・・と書きなぐりコーナーのようになってきたので話を戻して・・・・ とりあえずこのお車はこれで終了・・・の筈が・・・・・ と、ここまでは1部を除き取付後の12月下旬に下書きしておいた記事。 ところがその後、その1のCR-Vでは年末に、その3のアウトバックでは年明けに どちらもナビ本体自体に不具合が出て・・・・両方とも新品交換となりました・・・・(驚・汗・涙 信じられん・・・・・・モビステは第一弾の販売店デモ用機で不具合が確認され 一旦回収となったようですが当社で仕入れているのは正規ルートですので当然すべて対策済品。 とはいえやはり新製品初期ロットは不良が出やすいのか???それにしても・・・・・ 前にも書きましたが当社では過去おいて初期不良どころかメーカー保障期間中(1年)の故障も 片手で足りるくらいしかありませんでした。それから考えると今回の3連荘は 偶然とは言えあまりにも悲惨・・・・・・もちろん、どのメーカーでも起こりうる事ですけど 気分的にはちょっとアルパイン製品売るのは引いちゃいます・・・・・ 個人的には好きなメーカーなのですが・・・・特にモビステは機能・デザインとも 非常に良いと思うので今後売って行きたい製品なのでメーカーさんの更なる努力を願います。 あわせてサポート体制ももう少し何とかなりませんかね・・・・富士通さんもですけど・・・ この辺が販売現場においてパナ・カロに差をつけられる原因のひとつかと・・・・ 販売・取付の立場からすると製品が良い(?)だけでは自信を持ってお勧めする事は出来ませんので・・・・ と・・・今回のオチは・・・書きなぐりコーナーに書く話題だったかな?って事で・・・(^^ゞ |