2016年 5月 見なかったことにしよう・・・2 猫バンバンは意外と重要??(^^;) | ||
以前、(2005年2月 見なかった事にしよう・・・ シックスセンス開眼?)で
お預かりしたお車の中の見てはいけないもの?を見てしまった時の話を書きましたが 今回は同系統?ですがちょっと違うニュアンスのお話。 作業をすれば、お客様があまり見ない&掃除しないあろう箇所 (シート下や内装剥がしたところやカーペット下等)を見る機会が多く、 そこにゴミが有ったり、虫の死骸が有ったり・・・・なんてのはよくあるパターン。
時には全くの新車でも、バックカメラ付けるのにガーニッシュを外したら
中に怪しい虫がいた・・・・なんてのも良くある話で、
死骸ならまだ良いんですけど、生きてる虫だとちょっとひきます(^_^;)。
最近の例では、工場長が某車の作業をしているとき、
工”専務、この車の作業、正直これ以上やりたくないです。ま、仕事ですからもちろんやりますけど・・・・”
と・・
ん?たしかにちょっと面倒な車種でちょっと面倒なご依頼ではあったのですが
工場長がやりたくないとまで言うような難しい・リスクが高い・割が合わない仕事ではなかったので
”なんで??”と聞くと・・・・
工”車の中に・・・虫がいるんですよ。それも生きてるやつが・・・”
僕”ん??そんなの良くある話じゃん?取れば良いだろ、取れば。”
工”いや・・・それが・・・生きてるゴキブリが2匹も。
オマケにこの車、荷物が多くてどこ行っちゃったかわからないし、
カーペットの下に潜ってるみたいで・・・。
それに・・・・・・虫の中でもゴキブリだけは苦手でダメなんですよ・・・・” え??・・・・・生きてるゴキブリが2匹も??
そりゃ・・・僕でもちょっと嫌だなぁ・・・ まぁ・・・この時は工場長が渋々(ビクビク?)作業完了させましたが、
作業箇所に手を入れる際は猫バンバンのごとく、周辺を叩きながら作業しておりました(^^;)
話変わって後日、僕が外回りから戻ると工場長が
工”専務、会社に入る時、猫出て行きましたか?” 僕”いや??猫なんて見て無いけど?” 工”じゃ、今、この会社の中に猫がいますよ。さっき工場の中、歩いてましたから。
でも、そのあと散々探してもいないし、この建物のどこかに猫が出入り出来る穴があるのかも・・・・” 僕”まさか・・・・” ・・と一応そのあと2人で会社内を捜索しましたが猫の姿も出入りできそうな場所も無し。 ちなみに僕は天気にもよりますが
春・秋は工場のシャッターをあけて作業するので猫が入る可能性はあるのですが、 工場長は冷暖房効率やゴミの侵入を気にするので 車両入替時以外はシャッターは空けないので自然に猫が入る可能性も無いのです。 で・・・その後、僕が事務所で仕事をしていると工場から
”うわっ!!!”と工場長の叫び声が!!\(◎o◎)/!
何事か?と下に降りてみると・・・・
工”やっぱり猫いました!!! この車のボンネットあけたらエンジンルームの中から飛び出してきて!!!” そう、この日は工場内にお客様のお車が一台停まっており、
このお車のエンジンルームの中に猫が潜んでいたとの事。 僕”マジか・・・・・で?何処行った??”
工”それが・・・見失いました・・・・”
そこで、またもや2人で探しましたが・・・・工場内の棚の奥等にも見当たらず・・・・・((+_+))
今度はボンネットも空いているし・・・・そんなに広い工場でも無い。。 ”これは絶対車の下だな・・・・・”と念入りに覗き込むもその影もなく・・・・・・
散々探してもう一度、車の下を一回りすると・・・・・
あ・・・・・・!!
リアバンパーの下から、少しだけ尻尾の様なものが見えている!!!これに間違いない!! と思いつつも・・・こんな隙間にも猫は入るのか??と半信半疑ながら 工場長にシャッターを開けるよう指示し、箒の柄をバンパーの隙間に入れてそっとなぞると・・・・・・ ”フギャ”と言って猫が飛び出し、一目散にシャッターから表に出て行きました。。。。。。
猫が出た後、そのリアバンパー部をまじまじと見ましたが
ただでさえコンパクトカーで小さい上、リアバンパー部の隙間は
僕の手がギリギリ入るくらい。。。しかも出て行った猫は子猫ではなく、普通の大きさの猫。
この隙間に・・・・一瞬で入れるんだ。。。。と・・・驚きました。
これで一安心・・・ですが・・・あの猫はどこから入ったのか??
確かに会社の近くには何匹が猫が居て、駐車場でも見かけるのですが いつも同じ猫数匹で、今回の猫は見たこともない猫でした。 また、工場長曰く、この日はそのお車を入れる時しか
シャッターは空けていない&その時は猫を見ていない・・・ となると・・・・もしかして・・・最初からリアバンパーのところに居たまま入庫した可能性が高い???
う〜〜ん・・・作冬、日産が立ち上げた「猫バンバン プロジェクト」・・・・
意外と言うか・・・・結構重要かも??・・・と改めて思った一件でした。 寒い冬に温かいボンネットの上に猫がいる・車の下に猫がいる・・・は比較的よくある風景ですが
あんな狭いバンパー部にも普通の猫が入ってしまうのですから・・・・
と言う訳で、今回の教訓というかオチは、本文の通り、「猫バンバン」・・・当社も推奨しますってことで。。
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